漫画『ゴルゴ13』や『鬼平犯科帳』などで知られる漫画家のさいとう・たかをさんが2021年9月24日膵臓がんのため亡くなりました。84歳でした。
『ゴルゴ13』を連載しているビックコミック編集部は、
氏には創刊の年から53年続く看板連載作品『ゴルゴ13』のご執筆ほか言葉に尽くせぬお力添えを賜りました。
生前のご功績に心から賛嘆と感謝を申し上げ、謹んで氏のご冥福をお祈りいたします。
〈ビッグコミック編集部〉
とコメントを発表している。
さいとう・たかをさんは、1936年（昭和11年）、5人兄弟の末子として和歌山市に生まれました。
母親が理髪店を営みながら女手一つで子供5人を育てました。
1952年「空気男爵」で漫画家デビューしました。
1960年「さいとう・プロダクション」を設立し、脚本や作画を分業する仕組みを構築。
1968年、寡黙なスナイパーの活躍を描いた「ゴルゴ１３」の連載を開始しました。
最新の国際情勢などを取り入れ、人気を集めた。単行本は２００巻を超え、最も発行巻数が多い漫画シリーズとしてギネス世界記録に認定されました。
『ゴルゴ13』の物語は続く
『ゴルゴ13』の物語は、続いていきます。
産みの親であるさいとう・たかをさんを失ってもその遺志は引き継がれる。
さいとう・プロダクションが作画を手がけ、加えて脚本スタッフとビッグコミック編集部とで力を合わせ『ゴルゴ13』の連載を継続していくとのこと。
不死身のスナイパーは、これからも私たちに感動を届けてくれるます。
心からご冥福をお祈り申し上げます。
