トヨタ自動車名誉会長で、元経団連会長の豊田章一郎(とよだ・しょういちろう)さんが2023年2月14日、心不全のため亡くなりました。97歳でした。
愛知県出身の豊田章一郎さんは、トヨタの創業者、豊田喜一郎さんの長男で、1952年にトヨタ自動車工業に取締役として入社しました。
1982年にトヨタ自動車工業とトヨタ自動車販売が合併して、現在のトヨタ自動車が誕生すると同時に社長に就任し、北米の現地生産を拡充するなど海外展開を進めました。
トヨタが日本を代表する自動車メーカーに成長する基礎を固めました。
1992年にトヨタの会長に就任してからは財界活動にも精力的に取り組み、1994年から1998年までの4年間経団連の会長を務めました。
2002年に勲一等旭日大綬章、
2007年に桐花大綬章などを受章しました。
告別式は近親者のみで行い後日、お別れの会を開く予定。
心よりお悔やみ申し上げます。