映画やテレビで俳優として司会者として大活躍した俳優の高島忠夫さん亡くなる
クイズ番組「クイズ!ドレミファドン!」で「イェーイ」の決め台詞で名司会を勤めた高島忠夫(たかしま ただお)本名、高嶋忠夫さんが2019年6月26日老衰のため東京都内の自宅で亡くなった。
88歳だった。女優で妻の寿美花代(すみ はなよ)さんが看取り、最後は眠るように旅立ったという。
高島忠夫さんは兵庫県武庫郡御影町(現在は神戸市東灘区御影町)で4兄弟の長男として生まれる。
1951年「新東宝スターレット」の第1期生として芸能界に入る。翌年1952年映画「恋の応援団長」でデビューを果たす。1962年には「キングコング対ゴジラ」など東宝系の映画やミュージカルに出演する。
1963年に女優の寿美花代と結婚1970年代からはテレビの司会者としてテレビ番組に軸足を移し、クイズ番組「クイズ!ドレミファドン!」や「ゴールデン洋画劇場」では映画解説を勤めた。
20年という長い闘病生活を支えたのは家族の絆でした
1998年にはうつ病を発症その後パーキンソン病に蝕まれるも支えたのは家族の笑顔だった。2002年からは、リハビリもかねて家族総出演のコンサートを行うなど家族のサポートを受けて病と戦った。
妻の寿美さんは夫の晩年の闘病を「私にいっぱい幸せをくれた。看病は苦でない」と語っていた。
息子で俳優の政宏さんは「ここ数か月、寝たきりの状態が多くなり、呼吸も弱まり、母いわく最後は眠るように旅立っていったのがせめてもの救いです」などと、コメントを発表した。