【お悔やみ 訃報】森英恵さん死去 世界的ファッションデザイナー 蝶をモチーフにしたデザイン

優雅に舞う蝶をモチーフにしたデザインで『マダム・バタフライ』という愛称で知られていた、世界的なファッションデザイナーの森英恵さんが2022年8月11日、都内の自宅で亡くなりました。96歳でした。

森さんは今月8日まで若手のデザイナーにアドバイスをするなど、仕事をこなしていたということですが、9日に体調を崩し、11日の早朝、自宅で亡くなったということです。

 

森さんは1926年に島根県で生まれ、1951年に新宿にスタジオを設立してデザイナーとしての一歩を踏み出しました。

日本映画の衣装を数多く手がけ、1965年にニューヨークで初めて発表したコレクションが「東洋と西洋の出会い」と評判となり、国際的な名声を得ました。

その後、日本人として初めてパリの高級注文服の組合、オートクチュール組合の会員になるなど日本を代表するファッションデザイナーとして国際的に活躍しました。

1996年に文化勲章を受章、1989年と2002年にはフランス政府からレジオン・ドヌール勲章を受けています。

森さんは、2004年のパリコレを最後に第一線から退き、その後は若手デザイナーの育成などに力を入れていました。

 

葬儀、告別式は近親者で行ったとのこと。

心よりお悔やみ申し上げます。