細田博之(ほそだ ひろゆき)前衆院議長が2023年11月10日亡くなりました。79歳でした。
細田氏は7月、熱中症の症状を訴えて東京都内の病院に救急搬送されました。その後、主要な行事での欠席が続き、9月上旬には脳血管に関する予防的な治療をするとの理由で入院していまいた。
細田氏は10月13日に記者会見を開き、7月に脳梗塞の症状が出て別の病気も含め治療を受けていることを説明した上で、議長を辞任する意向を明らかにしました。
そして10月19日、辞任願を提出し20日に辞任しました。
一方で、衆議院議員は続けるとして次の衆議院選挙の立候補に意欲を見せていました。
細田氏は衆議院島根1区選出の当選11回。旧通産省で勤務したあと1990年の衆議院選挙で初当選し、これまでに官房長官や自民党の幹事長、総務会長などを歴任しました。
また、自民党安倍派の前身の細田派で会長も務めました。
心よりお悔やみ申し上げます。