テレビドラマや舞台などで幅広く活躍した俳優の山本圭さんが2022年3月31日9時20分、肺炎のために亡くなっていたことがわかりました。81歳でした。
大阪府出身の山本さんは、1962年に叔父で映画監督の山本薩夫さんの「乳房を抱く娘たち」でデビューをはたします。
1963年から80年まで俳優座に所属していました。
両親を亡くした5人の兄弟の青春を描いたドラマ「若者たち」では田中邦衛さんが主人公の長男・佐藤太郎、山本さんが三男の三郎役でした。
1993年のフジテレビ系ドラマ「ひとつ屋根の下」では、亡き父の友人で、兄弟を支える「ゆきおじさん」こと広瀬幸夫を演じました。
NHK大河ドラマなどにも多数出演「八代将軍吉宗」(1995年)「天地人」(2009年)「八重の桜」(2013年)していました。
数多くの舞台にも立ち、「ハムレット」や「リア王」といったシェークスピアの作品では重厚な演技で存在感を示しました。
通夜、葬儀は家族の意向により密葬で執り行われたとのこと。
心よりお悔やみ申し上げます。